積雪後の解体工事の進め方
積雪後の解体工事は、安全性と作業効率が大きく左右されるため、通常期とは進め方が変わります。北海道など積雪地域では特に重要なポイントです。

◆ 積雪後の解体工事の基本的な進め方(流れ)
1. 《現場状況の確認(朝の除雪・巡回)》

・積雪後の最初の工程は、現場の安全確認です。
・建物屋根の雪庇・ツララの落下危険確認
・足元の凍結状況を確認
・仮設足場、シートの雪荷重を点検
・電線・架設電気の雪絡みチェック
・必要に応じて部分的に雪下ろし・除雪を行います。
2. 《作業ヤード(重機・ダンプ走行路)の除雪》
・解体は 重機の安全な走行 が必須。
・敷地内の除雪
・仮設道路の確保
・ダンプが接近・出入りできるように路面処理
・凍結時は砕石撒き・融雪剤の散布
・スリップ事故防止が最重要です。
3. 《建物周囲の除雪 → 手壊し・重機解体へ》

・積雪で基礎位置・外周ラインが見えないと危険。
・建物周囲の雪をどかして外壁ラインを出す
・ガスメーター・配管等の位置確認(雪で埋まることが多い)
・手壊し部分の足元確保
・その後、通常通り
・屋内分別 → 外部解体 → 重機解体へ進む。
4. 《重機作業時の雪対応》
・雪があると視界が悪く、基礎・埋設物が見えづらいので注意。
・バケット周囲や油圧配管への着雪に注意
・周囲の雪をこまめに退かしながら作業
・雪壁ができると視界が悪いので適宜整形
5. 《基礎撤去・整地の積雪対策》
・積雪した地面は凍結していることが多い。
・凍土の場合、ブレーカーで表面を砕いてから作業
・ガラと雪を混ぜないように分別
・砕石や土と雪が混ざると整地品質が低下 → 追加費用要因
・杭頭・埋設物は雪で見落としやすいので重点確認
6. 《産廃運搬の雪対策》
・ダンプの荷台に雪が残ると産廃が凍結して固まり、荷下ろしが困難
・冬はこまめに荷台清掃
・収集運搬業者の搬入制限(雪の日は時間制限あり)を考慮
◆ 積雪期の解体工事に特有の注意点
① 《足場・シートへの積雪荷重》
シートに雪がたまると足場が倒壊する危険
風+雪荷重は非常に危険
→ 必要に応じてシートの部分開放・雪落とし
② 《落雪・落氷事故のリスク》
屋根解体中、雪庇や氷塊が作業員に落下する危険
→ 屋根周りの雪処理・作業上部の確認が必須
③ 《埋設物・配管の見落とし》

雪でガス管・水道管・電線管などが見えなくなり、事故のリスク増大。
→ 解体前に位置を写真・マーキングしておくと安全。
④ 《車両事故のリスク増》
ダンプが滑る → 建物・重機・通行車両に接触するリスクが高い。
→ 車両誘導員・敷鉄板・砕石などで対応。
⑤ 《工期は“雪による遅延”を見込む》
一般的には、無積雪期より+20〜30%の工期余裕が必要。
◆ 積雪後の工事をスムーズに進めるコツ
・解体前に建物周囲の配管・境界・ガスメーター位置を記録
・降雪後すぐに除雪できるよう重機を事前配置
・早朝の路面凍結を避けて作業開始時間を調整
・産廃処理場の受入可能時間を冬季用に確認
・シート・足場の雪をためない
・基礎工事の前に“凍土対策”を計画
◆ 要点まとめ
・積雪後はまず 安全確認 → 除雪 → 出入口確保
・基礎撤去や分別作業は雪混入を避けることが最重要
・凍土や視界不良により通常より作業が難しくなる
・冬季は工期も費用も少し増える傾向

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