石綿含有の成形板は「割らずに外す」が原則|解体工事で求められる飛散防止策と2026年工作物調査の義務化

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石綿含有の成形板は「割らずに外す」が原則|解体工事で求められる飛散防止策と2026年工作物調査の義務化

解体工事を検討する際、
「スレートや石膏ボードなら、アスベストが入っていても飛ばないのでは?」と思っていませんか?

実は、アスベストを含む成形板も、割ったり砕いたりすると飛散します。

ここでは、最近あった行政からの注意喚起と、私たちが現場で守っている「割らずに外す」ための3つの基本をご紹介します。

この記事のポイント

・アスベスト(石綿)を含む成形板も、割れば飛散する
・取り外しの基本は「湿らせる」「割らずに外す」「専用フィルター(HEPAフィルター)付き掃除機で清掃」の3つ
・2026年1月から、工場設備などの工作物も有資格者による事前調査が必須に
・スマイル解体は、グループ会社の株式会社ベスター(アスベスト調査・分析)と連携して対応しています

①「成形板なら安全」は誤解です

埼玉労働局と日本石綿対策技術協会は、建物などを解体する際のアスベスト対策について説明会を開きました。
説明会では、「成形板ならアスベストは飛ばない」と誤解している関係者が少なくないとして、注意を呼びかけています。

屋根のスレート板や、外壁・天井に使われる石綿セメント板などは、比較的飛散しにくい建材(レベル3)とされています。

ただしそれは、原形のまま扱った場合の話です。
重機でまとめて壊したり、バールでたたき割ったりすると、割れた部分からアスベストが飛び散ります。

これは北海道の現場でも同じです。
特に2006年(平成18年)9月より前に着工し建てられた住宅や倉庫では、アスベストを含む成形板が使われていることがあります。

▶ アスベストを含むことがある主な成形板

建材 よく使われている場所
住宅屋根用化粧スレート 戸建て住宅の屋根
波形スレート 倉庫・車庫・工場の屋根や外壁
けい酸カルシウム板(第1種) 天井、壁、軒天
石膏ボード(一部の製品) 室内の壁、天井
ビニル床タイル 床
窯業系サイディング 外壁

アスベストが入っているかどうかは、見た目だけでは判断できません。
設計図書や現地の確認、必要に応じた分析調査で確かめます。

②「割らずに外す」ための3つの基本

 

▶ 1. 薬液で湿らせて、周りを養生する

取り外す前に、飛散を抑える薬液で建材を十分に湿らせます。
あわせて養生シートで周囲を囲い、破片や粉じんが外に出ないようにします。

▶ 2. 留め方に合わせて、割らずに1枚ずつ外す

成形板は、原形のまま外すのが原則です。
そのため、どのように取り付けられているかを確認してから外し方を決めます。

・ビスや釘で留めている → ビスを抜く・釘を切って、1枚ずつ外す
・接着剤で貼っている → 割れないよう、少しずつはがす
・フックボルトで留めたスレート屋根 → ボルトを外して、手で下ろす

重機で壊す前に、手作業で外す手壊し(手ばらし)が基本です。
外した板は割らずに梱包し、アスベスト含有廃棄物として適切に処分します。

▶ 3. 専用フィルター(HEPAフィルター)付き掃除機で清掃

作業のあとには、細かい破片や粉じんが残ります。
乾いたほうきで掃くと、かえってアスベストを舞い上げてしまいます。

作業後の清掃には専用フィルター(HEPAフィルター)付き掃除機で清掃するのが基本となります。

③2026年1月から、工作物の事前調査も有資格者が必須に

アスベストの事前調査のルールは、年々厳しくなっています。

時期 主な内容
2021年4月 成形板などのレベル3建材も、大気汚染防止法の規制対象に
2022年4月 一定規模以上の工事で、事前調査結果の報告が義務化
2023年10月 建築物の事前調査は、有資格者(石綿含有建材調査者など)が実施
2026年1月 工作物の事前調査も、有資格者(工作物石綿事前調査者など)が実施

ここでいう「工作物」とは、ボイラーや配管、焼却設備、貯蔵設備などのことです。
工場や倉庫の解体・改修では、建物と設備で必要な資格が異なるため、依頼前に確認しておくと安心です。

④解体を依頼する前に確認したいこと

解体業者に見積りを依頼する際は、次の点を聞いてみてください。

・アスベストの事前調査は、資格を持った人が行うか
・スレートなどの成形板を手作業で外す計画になっているか
・法律で義務付けられている写真記録・掲示・結果報告を行っているか
・アスベストを含む廃棄物の処分先が決まっているか

きちんと記録が残っていれば、近隣の方から問い合わせがあったときにも安心です。
施主様ご自身を守ることにもつながります。

調査から解体まで、グループで一貫対応しています

 

スマイル解体を運営する株式会社ノースシーロードは、解体工事の専門会社です。
グループ会社の株式会社ベスターでは、アスベストの事前調査と分析を行っています。

・窓口がひとつ:調査・分析・除去・解体まで、まとめてご相談いただけます
・調査結果をそのまま工事に反映:どの建材をどう外すかを、調査担当と工事担当が直接共有します
・書類もお任せ:法令で定められた調査結果の報告・現場掲示・作業写真の記録をすべて行います

「この家にアスベストはあるの?」「物置のスレート屋根だけ撤去したい」
そんな段階からでも大丈夫です。

私たちは、法令を守り、安全第一で工事を行っております!!!
札幌で解体工事をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. アスベストを含む成形板は、割らなければ飛散しませんか?

A. 原形のまま取り外せば、飛散のおそれは低く抑えられます。
ただし、割る・砕く・切ると飛散します。そのため、湿らせたうえで手作業で外すのが原則です。

Q. 小さな住宅や物置の解体でも、アスベストの事前調査は必要ですか?

A. 必要です。事前調査は、原則として工事の規模にかかわらず、解体・改修工事のすべてで義務付けられています。
一定規模以上の工事では、調査結果の報告も必要です。

Q. 工作物石綿事前調査者とは何ですか?

A. ボイラーや配管など、特定の工作物のアスベスト事前調査を行うための資格です。
2026年1月から、これらの工作物を解体・改修する際の事前調査は、この資格者などが行う必要があります。

Q. 取り外したあとの掃除で気をつけることは?

A. 乾いたほうきで掃くと、粉じんが舞い上がります。
HEPAフィルター付きの掃除機を使います。

参考:厚生労働省「石綿総合情報ポータルサイト」/環境省「大気汚染防止法の概要(石綿関係)」/埼玉労働局の公表資料
監修:株式会社ベスター 【監修者氏名:Oさん】(資格:一般建築物石綿含有建材調査者 工作物石綿事前調査者)

スマイル解体@札幌とは

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スマイル解体では、ACCELアンバサダーとしてヒロミさんへお願いしております。当社成長だけでなく、解体業や建設業、そして日本経済に貢献できる企業としてお客様のご要望に真摯に取り組んで参ります。

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