氷瀑祭りに関わる解体工事 ｜スマイル解体@札幌

❄️ 北海道の氷瀑祭りとは

・層雲峡「氷瀑まつり」に代表されるように、北海道各地で水を吹き付けて人工的に氷柱・氷城・氷の建造物を作る冬のイベントが開催されます。

（例：層雲峡、支笏湖氷濤まつり など）

🛠 《１.氷瀑祭りの解体工事（終了後に行われる作業）》

【a】安全確保・立入禁止

・祭り終了後は、氷の融解が始まるため危険区域を封鎖

・滑落・倒壊の危険性があるため一般客を完全に締め出し

【b】重機・人力による氷の破砕

・氷瀑は高さ10m〜15m以上になるため、自然融解だけでは危険。

● 重機を使用

・バックホー（ユンボ）

・ホイールローダー

・ハサミ・ブレーカーアタッチメント

これらで氷壁を上から崩し落としてゆく。

● 人力作業

・氷ノコ、ピッケル

・蒸気・温水で氷を切断

・転倒の危険があるため安全帯・ヘルメット必須

【c】融雪・排水処理

・砕いた氷を雪捨て場へ搬出

・氷塊を集めて自然融解させる

・排水路を確保し、周囲に水が流れ出ないよう誘導

【d】電気・設備の撤去

・イルミネーション用配線

・ポンプ・給水設備

・仮設トイレ、販売ブース

・これらを順次撤去して更地に戻す。

🧊 《２.解体工事の期間は？》

・規模により異なりますが、

・大型祭り：1〜2週間

・小規模イベント：数日〜1週間

・重機の稼働状況や気温（融解速度）で期間が変わります。

⚠️ 《３.氷瀑解体の危険性》

・氷瀑の解体は通常の解体工事と違い、以下のリスクがあります。

・氷塊の予期せぬ落下

・重機が氷上で滑る

・氷壁の内部空洞による崩落

・温度変化で構造が急変

そのため経験のある解体業者・土木業者が担当することが多いです。