札幌雪祭り後の雪像解体はどのよ... ｜スマイル解体@札幌

【札幌雪祭り後の雪像解体はどのように行われるか】

・雪まつり終了後の 雪像解体（撤去） は、安全と効率を最優先に、専用の重機や人力を組み合わせて行われます。実際の札幌雪まつりでもほぼ同じ方法です。

❄《雪像解体の一般的な方法・手順》

① 周囲の安全確保・立入禁止

・解体エリアを広く囲い、観客や歩行者が近づけないようにします。

・雪像は崩れる可能性があるため、特に大雪像では徹底的に確保されます。

② 重機による大まかな破砕・崩し

【主に使われる重機】

・パワーショベル（バックホウ）

・ショベルローダー

・ブルドーザー

【方法】

・バケットで上部から少しずつ崩す（上から下へ）

・強度のある部分はバケットで砕きながら落とす

→ 大雪像は高さ10m以上あるため、事故防止のため慎重に作業します。

③ 中型・小型の雪塊へ切り分け

・重機で大きな雪塊を砕き、運搬可能なサイズにします。

・氷のように硬い部分は時間がかかるため、機械で叩いて割ります。

④ トラックで運搬

・砕かれた雪をダンプトラックに積み込みます。

・毎年かなりの量になるため、何十台も出動します。

【運搬先の例】

・雪堆積場（臨時の雪置き場）

・河川敷や専用スペース

※自然に溶かすための場所です。

⑤ 仕上げ

・地面近くに残った雪をショベルで集める。

・最後は人の手で細かい部分を整え、完全に撤去します。

❄ 《大雪像と中小雪像の違い》

◆ 大雪像

・ほぼ100％重機で解体

・数時間〜半日程度で一気に壊す

・高所作業車を併用することもある

◆ 中小雪像

・人力＋小型重機で崩す

・スコップで形を崩し、ショベルローダーが回収する

❄ 《解体にかかる期間》

大雪像：1日でほぼ解体完了

会場全体の撤去：2〜3日ほど

雪像は短期間で建てられますが、壊すときは驚くほど早いのが特徴です。