2025年大阪・関西万博 会場... ｜スマイル解体@札幌

以下に、「解体工事」における「2025年大阪・関西万博 会場全体施工ルール」の概要をまとめました。

1.《体制・役割》

・博覧会協会、全体統括施工者、工区統括施工者、参加者（国・企業・自治体など）が連絡調整協議体を形成。

・各工区統括施工者が出入口管理、仮設インフラ、交通・安全の調整を担う。

2.《共用設備・費用分担》

・共用設備（仮設道路、電気、水道、トイレなど）は協会負担で整備。

・個別設備や破損復旧は施工者の責任・費用負担。

3.《解体工事に伴う施工ルール》

・仮囲い・ゲート：設置・維持管理は施工者または工区統括施工者。入場時間は原則6:00～19:00。

・インフラ：本設給水・電気・通信は期限付き利用、その後は各施工者が発電機や仮設設備を手配。

・共通仮設道路：舗装利用、破損時は起因者負担。警備員・照明も設置。

・セキュリティ：入場者は腕章着用必須、車両は通行カード・ゼッケン掲示。

・工事車両：決められた経路を走行、速度20km/h制限、退出時のタイヤ洗浄義務あり。

・通勤・駐車場：通勤車両は施工エリア内で管理。第2交通ターミナルの共用駐車場利用可（台数制限あり）。

・作業時間：原則8:00～18:00、土日は休み。休日や夜間作業は事前申請必要。

4.《環境・安全管理》

・環境アセスメントに基づき低騒音・低振動機械を使用。

・鳥類営巣（コアジサシ等）発見時は報告・防鳥ネット設置。

・泥・埃の飛散防止、汚損時は起因者清掃。

・廃棄物・残土は各施工者で管理し適切に処分。土壌搬入は原則禁止。

・ドローン利用は申請・許可が必要。

5.《書類・申請関係》

・着工前：施工計画書、協定書、暴力団排除確認書、緊急連絡体制表など。

・工事中：環境データ報告、工事進捗報告、休日作業申請、敷地外作業申請など。

・工事完了時：解体撤去工事完了報告書、工事完了届。