解体業者の選び方のコツ 悪徳業者を見分けましょう!
他社の価格を聞かれても教えない!
他社の価格を教えてしまうと、たいていの業者は「では、そこより安くします!」と言ってくるでしょう。飛び抜けて安い価格を提示してくるのが悪徳業者に多い手口です。安さだけで業者を選んでしまうと悪徳業者に引っ掛かる可能性が高まるので気をつけましょう。
安すぎる価格を提示してくる業者は、以下のような問題が起こる可能性あります。
・何かと理由を付けて後から追加料金を請求してくる。
・仕事が雑で騒音も大きく埃が多く舞い、必要以上に近隣に迷惑がかかる。
・整地が汚く、敷地内に小さいゴミなどが多数転がっている。
・作業が雑になり事故が起きる可能性が高い。
・不法投棄される可能性が高い。
また、お見積りを依頼する際も、「○○万円で解体してくれる業者がいるんだけど、お宅はここより安くできる?」などの発言は控えた方が良いでしょう。
信頼のおける業者を選ぶことは、電器店で家電の価格を比較するのとは違います。
安すぎる業者に注意!
解体工事にも、必ず相場というものが存在します。解体工事の費用には、人件費や産廃処理費用など原価というものが当然ございます。
そこで、あまりにも安い見積りを提示してきた業者には特に注意してください。他社より安い理由をきちんと聞くことが重要です。もし、理由があいまいの場合、何らかの手抜きや不法投棄などの違法行為をされる可能性や、工事が終わった後に、高い追加料金を請求される場合がありますので、契約は見送った方が無難です。
登録業者を選びましょう!
建設リサイクル法では、述べ床面積が80m2を超える解体工事を行う業者は、解体工事業登録か建設業登録が必要になります。
登録は工事を行う都道府県ごとに必要です。神奈川県内で解体工事を行う場合は、神奈川県の解体工事登録が必要です。工事を発注する前に、必ず自分の地域での登録業者であることを確認するようにしてください。
マニフェストは重要です!
産業廃棄物をきちんと処理をしていないと、発注者側も罰則を受けることになります。
そこで、きちんとマニフェストを発行するかどうかを確認することが重要です。業者の不法投棄などの違法行為を防ぐために、きちんと産業廃棄物の処理をしている業者かどうか確認する意味でマニフェストを見せてもらいましょう。
保険に入っているかを確認!
解体工事は何がおきるかわかりません。もし隣の家や車などを傷つけてしまった場合、損害賠償責任が発生します。解体業者がきちんと損害賠償責任に入っていれば、保障することが可能ですが、もし、その解体業者が保険に入っていなかったとし、そのまま逃げてしまったどうなりますか? 発注元のあなたに責任が問われることになるかもしれません。
したがって、事前にきちんとどのような工事保険に入っているかを確認しておくことも大切なことです。
あなたへの対応は適切ですか?
あなたへの対応=近隣への対応です。
疑問・質問・要望などをきちんと聞き入れ、誠実に対応してくれる業者を選びましょう。